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代表理事の三浦裕子です。
2002年よりペットシッター士、ドッグアドバイザーとして活動を始め、日常のお世話、トレーニングなど飼い主様をサポートする立場でペット関連事業に携わってきました。

その頃はまだ『老犬介護』という四文字熟語すらなく、のちに新聞取材を受けた際に私たちの活動を『老犬介護』という見出しで記事にしてくださったのが始まりでした。
当時10歳を超えた犬や猫は、獣医でさえ『もう歳だからね』と積極的な治療をしない場合も多く、トリミングも7歳を超えると断られることが多かった時代です。

そして
20年余、シニア期の動物のお世話の中で健康寿命を伸ばすことの大事さを痛切に感じました。
要介護にならないことが、飼い主もペットも幸せだと感じています。

ペットシッターの活動の中で、介護に困っている飼い主様が多いこと、動物のプロと呼ばれる人達でさえ知識も経験値も少ないことに気づき、少しでも多くの情報・技術を提供できる老犬介護の専門家の育成が必要だと感じ養成講座を始めました。

また、ドッグトレーナーの修行時代に殺処分される動物達の話を聞き、その中に『介護の世話が大変だからと、高齢になった子を手放す』という社会問題があることを知りました。
飼い主様とのカウンセリングの中でも『ここで預かってもらえなければ、センターに電話しようと思っていた』という声も直接お聞きしています。
ペットの健康寿命を伸ばすことは、このような社会問題の改善の一端を担う活動だと考えます。

ペットが家族とともに生涯笑顔で過ごせる世の中を目指し、介護ノウハウの提供、日常ケアで“介護をZERO”にする啓蒙活動を私たちは続けていきます。